SCHWEBFLUG 》 サイト外参加モノ 》 Another編 第一回:顔合わせ
ラウト「…………」
エクサ「…………」
リート「…………」
ラウト「……えーっと、とりあえず挨拶から始めますか?
エクサ、ウィリス先輩、こんにちは」
エクサ「えーっと、こんにちわ……?」
リート「本当に"こんにちは"の時間か怪しいんだけど」
ラウト「その辺りは気にしない事が、いわゆる"お約束"だそうです」
エクサ「ラウト、ウィリス先輩って??」
ラウト「バイト先の先輩。
といっても、知り合いつながりでたまにヘルプ頼まれるだけだから、
顔を合わすのも月に一回あるかないかだな」
リート「無理矢理な設定よね」
ラウト「その無理矢理な設定についてが、今回のお題だそうです」
リート「面倒なことやらせるわね」
ラウト「まあ、そう仰らずに少し辛抱していてください。
先ほど申し上げましたとおり、
私、ラウトとシグリド・ウィリスさんはバイトの先輩と後輩です。
バイト先については…… 私は詳しくないので、先輩、お願いします」
リート「女性向け雑貨屋兼喫茶店。
特徴としては、季節ごとイベントごとに改装レベルで模様替えすること。
その改装の日雇いバイトに、ちび君が来てるのよね」
ラウト「私はウィリス先輩と違って身長が高くないので、
そういう仕事はできないんですよね。
主に力のいる作業と細かい作業をやらせてもらっています。
先輩は高いところと、あとは主にキッチンでしたよね?」←ちび発言普通にスルー
リート「普段が厨房中心だから」
エクサ「ねえねえ、えくさが遊びに行ってもいい?」
ラウト「誰かと一緒なら、な。
路地裏だし、あそこに行くまでいろいろ店あるから、
気をつけてないと店つく前に日が暮れるぜ」
エクサ「うん、わかった!
じゃあうぃりす先輩、えくさが遊びに行ったらよろしくね♪」
リート「……リートでいいわ。
バイト仲間以外に先輩と呼ばれる根拠はないもの」
エクサ「じゃあ、りぃと。
これからよろしくね♪」
リート「…………」
ラウト「(……素直に敬称略しちまったか…)」
リート「……それで。
私としては黄色と水色がどんな仲なのか分からないわけだけど」
ラウト「一緒に暮らしてる、あたりまでは話してましたよね。
エクサとはいとこのいとこで、直接の血縁はありません。
エクサの親御さんの都合と、私の母が元保育士だったことが縁で、
……そうですね、確か6歳ごろから一緒にいます。
今ではほとんど兄妹同然ですね」
エクサ「ちなみに、小学校まで住んでたところはここから遠いの。
中学生になるとき、今の学校の試験を受けて入学したんだよ」
リート「ばさ髪君も意外な趣味してるわよね」
ラウト「どうでしょうね。
私としては、必要な期間あそこにいられそうなので、
満足していますけれども」
エクサ「あれ?
そういえばしう゛なの投稿済みキャラって、もう一人……」
リート「兄々ね。あれは出てこなくていいわ」
ラウト「エクサとも私とも接点がありませんよね」
リート「なくていいわ。
あの作者が"チンピラ気味"だと称してるくらいだもの」
エクサ「そう、なの?」
ラウト「特に悪人ではないけれども、
法令順守する能力が欠けてそう、でしたっけ?」
リート「そんなところよ」
エクサ「あと、投稿予定キャラが他にもいるよね?」
ラウト「エレイド兄さんはエクサの兄で、親御さんのところにいる。
けど、全然こっちには来てねぇんだよな。
このあたり、第三部……今はクライシスか、と違ってる。
ベルデニックさんは……」
リート「そのまま、私の婚約者よ。
仕事が今忙しいらしいから、私はバイトで暇を潰してるわけ」
ラウト「サーカスは、ナビガトリアとレグルスだけ投稿予定らしいけど、
Anotherにはノータッチらしい」
エクサ「ふぅん……」
ラウト「まあ、最後まで悪役に徹するキャラとして作ったそうだから、
当然の成り行きなのかもな」
リート「そういえばこの際に聞いておくけど……
ぺこぺこ君は本編とAnotherでキャラ違うっていう話を聞いたわ」
ラウト「そうですね。Anotherでの私の方がより規律正しいでしょうね。
私は元々環境に左右されやすい上に、
先生、先輩、後輩という差を意識しやすい状況ですし。
あと、本編で私が抱えている問題と、
Anotherで私が抱えている問題がだいぶ違いますね」
リート「それにしても、口調がころころ変わりすぎじゃない?」
ラウト「立場の違いで使い分けていますので。
変に見えますか?」
リート「さあ、私の主観はアテにならないから。
切り替えが早いと褒めておくわ」
ラウト「ありがとうございます」
リート「……たまに、わざわざ馬鹿っぽく振舞うわよね」←対応に苦慮
エクサ「…え? え??」
ラウト「そう、でしょうか?
自分の振る舞いたいように振舞っているだけなのですけれども」
リート「(無害だけど相変わらず正体不明だわ、このちびっこ……)」
エクサ「馬鹿っぽいって……」
ラウト「言葉遊びみたいなもんだよ。
気にするようなことじゃねぇさ」
エクサ「なら、いいけど……」
リート「……最後で変な空気が流れたわね」
ラウト「すみません」
リート「……まあ、元々相性よくないもの。
私は亡霊君は苦手だわ」
ラウト「お互い様なんですよね、その辺りは。
ウィリス先輩は意外と観察されてるので、
私もやりづらく思うことはあります。
助けられていることも多いですけれども」
リート「バイト仲間としてだけね」
ラウト「それでも、助かってますから」
リート「(こういうのが苦手なのよね……)」
エクサ「でも、同じところで働いてるんだから、
二人とももっと仲良くなったほうがいいんじゃないの?」
リート「……善処してみるわ、少しは」
ラウト「とりあえず、様子見はしておくよ。
さて、今回はこのあたりかな」
エクサ「また今度会おうね♪」
ラウト「次は、できればもっとまともな場でな」←苦笑
リート「それには同意するわ」
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