水色のオーガノイド、エクサを連れて旅をするレドラー乗りの少年。人からはラウトと呼ばれることが多く、またラウト自身もそのように名乗っている。
ムンベイと出会ったのが縁で、今はGF本部基地でゾイドを整備する仕事もしている。
エクサを誰かも分からない人に会わせることを、エクサの対のエレイドと約束している。そのために考古学や、旅で必要なゾイド術などの護身術、その他家事のようなものまで積極的に取り組んでいるものの、どこか思いつめているようなところがある。
丁寧な態度で人から信頼を得やすいが、本人はあまり人と深く付合おうとは考えていない。相棒のレドラー、リムラに対してだけ時たま弱音を吐いている。
ラウトのパートナーの、小柄な水色のオーガノイド。
対のエレイドとは3年前に死別して、1年前からラウトと共に旅をしている。古代の頃の記憶は封印されているものの、遺跡では何かに突き動かされることがある。
ラウトの相棒であるレドラーのリムラとは犬猿の仲。人懐こく、子どもっぽい愛嬌で多くの人に愛されている。
ラウトの相棒で、赤いレドラーBC。エクサの操る超々小型ゾイドにより意志が強く出るようになっている。
気性が激しく、主以外の人は乗せるどころか近付くことも許さない。エクサのことも嫌っているが、不承不承で相手をすることも多い。ラウトに対してだけは従順だが、はっきりしないときには厳しく活を入れている。
古代人でエクサの対。エレイドは今の時代における偽名で、本名はスフォルツァンド・アラストール・アズーロ。
目覚めた当時は無表情で人から不気味がられていたが、ラウトを筆頭に子どもたちが構っているうちに徐々に彼の根底にあった穏やかな優しさが表に出てくるようになった。
基本的に人当たりが良い性格で親しまれていたが、古代人としての記憶を取り戻していたせいか、時々とっつきにくく人を突き放したような態度をとることもあった。
帝国軍大尉。
少なくとも40代より上のはずだが、30代くらいにしか見えない若さと美貌を備える。
噂好きで少しおせっかいでいい加減。
それから、人で遊んだり人をからかったりするのが好き。
要領がよくそつがないため、仕事を溜め込むようなことはない。
ゾイドを整備するだけでなく、カウンセリングも行う特異な能力の持ち主。
同じ班のレフダッグとは、向こうには否定されるもののいいコンビ。
上司のディグラスのことはいつも軽くあしらっている。
面倒見がよく、同じ整備班の新しいメンバーとしてラウトのことも気にかけている。
ただ、ゾイドの傷を見て戦場を推察するラウトには、少し複雑な思いを抱いている。
以前、姪が重病に掛かったときにラウトをパシった経験アリ。
共和国軍中尉。
長身でニカッと笑うのがチャームポイントな青年。
いい加減だが頼りがいがあり、おしゃべりで面白いことが好きな人物。
物事をテンポよく進めるのが得意。
ゾイド工学で修士を取得後、安定した職を求めて軍に入隊。
今でも勉強と研究を怠らず、
班ではラウトが来るまで最年少の若さながら膨大な知識と経験を持つ。
大学の頃に知り合った妻がおり、子宝にも恵まれている。
同じ班のアーメルとはいいコンビだが、本人は認めたがらない。
ディグラスのことをあまり上司扱いしていない。
ダグとレフとは、微妙に名前が被っているためなんとなく苦手だが、仲はいい。
ラウトが同じ班に入ってきたとき、一番喜んでいた。
ラウトには何かと兄貴分として振舞いたがる。
ラウトと同じ整備班に所属。詳細未設定。
ラウトと同じ整備班に所属。詳細未設定。
名前未設定。ラウトの所属する整備班の班長。
気が弱く優しい性格。
ゾイド工学で博士号を取得後、軍関係の研究所に所属するも、
研究所の閉鎖や盗賊の襲撃など不幸な事件に遭遇し、
気がついたら整備兵になっていた。
帝国軍中佐で某整備班の上司。
割と渋い顔をした中年の男性。
威厳がありそうで意外とサボリ魔で、他人任せでいい加減。
怠けているだけで能力は高く、調整などはとても上手い。
特にラウトの所属する整備班の人間からはフレンドリィに対応される。
それなりに尊敬されているし信頼されているが、威厳はない。
遺跡調査などのためにたびたび休むラウトのことは少し面倒に思っているものの、
基本的に他の部下と同等の扱いをしている。
環境考古学者で、帝都考古学研究所第三記念館副館長助手。
見掛けが細く、黒髪でおかっぱ、目は黒くて切れ長で、肌は白っぽい。
右頬(耳の下から眉間に向けて)に入れ墨がある。
無表情だが分かりやすい性格。
カンは割といいほうだが、疑り深いせいで外れることも多々。
素直で騙されやすい性格なのを非常に気にしている。
敵視する相手には無表情で嫌味な口調を使うが、
普段はそんなとげのある言い方はしない。
驚いたり慌てたりすると口調を荒げたり叫んだりしやすい。
声は大きいほうだが、普段は努めて小さくしている。
副館長の助手を勤める優秀な研究員。
自分の研究を進めるにあたり、副館長からアドバイスを受け、
地下資料庫に入る機会を得ようとしていた。
しかし結果的にトビアスに使われるハメになっている。
屋外での発掘作業に参加することもあり、意外にもサバイバルスキルは高い。
また、普通の銃よりもライフル銃や対ゾイド砲の扱いが得意。
古文書学者で、帝都考古学研究所第三記念館に所属。
準教授の肩書きを持つ。
掴めない言動と特徴的な物言いを使う。
論文は同時進行が多いほどやる気が出るというよく分からない人物。
研究スタイルは一匹狼で、研究者の友人もそう多くはない。
ドクターディはその中の一人。
帝都考古学研究所第三記念館館長とは古くからの付き合い。
館長の息子とは友人同士。
次期館長と目される優秀な研究者。
幼いころ遺跡めぐりに同行し、その間にいろいろと武術を身につけた。
ゾイド乗りとしても一流らしいとの噂はあるものの、
誰も彼がゾイドを操縦しているのを見たことがない。
王立美術館のキュレーター。
帝都考古学研究所第三記念館には、
石版修復士として応援に駆けつけている。
勝気な性格だが物騒なことに免疫が薄い。
ラウトと同年齢の幼馴染で、村長一族の娘。また、戦頭の孫娘でもある。
身体能力が高く、頭の回転も速い天才少女。ラウトにライバル視されるも、一度も負けることがなかった。
12歳で母と同じ持病で夭折した。
ラウトの幼馴染で、年は一つ上。周りの状況を見ながら冷静な判断ができる少年。
基本的に自分から悪さはしないが、他人がやっているのを楽しむしたたかな性格。ラウトに対しては思うところがあり、よく擁護に回る。
自衛団への入隊は断念し、今は家業である農業を手伝っている。
ラウトの幼馴染で、年は二つ上。5人組のお姉さん的存在で、ちゃっかり者。
年下のラウト達によく振り回されながらも、その中でアファをおちょくったりと少々見栄っ張り。
ラウトより2年早く自衛団に入団している。
ラウトより二つ年上で、5人組のリーダー的存在。よくやんちゃ盛りのラウトに振り回されていた。
ラウトより3年早く自衛団に入団している。
村長一族の娘で、ラウトの母親。
活気な女性で、棒術と機織が得意。自衛団員候補生や若手の自衛団員に棒術を教えている。
ラウトがやんちゃな子どもだったときには、物干し竿を振り回して追いかける光景がよく見られた。
ラウトの父親で、ジャーベコロニーの自衛団員。
昔は狩猟をしていたが、今は出稼ぎで大工をしに出ていてあまり村には帰っていない。
いつも泰然と構えていて掴めない所があるものの、人からは頼りにされている。
……その他については後日追記予定。
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